骨太の方針

さて、今日も明日も、終わりのないこの忙しさはどこから来て、どこへ到着したらひと段落するのでしょうか?わかる人にはわかる、IT界隈にはとても慌ただしい2022年であり、意識の高い労働市場の人々にとってもかなり慌ただしい2022年であります。

何にかこう、人生でこれまでの検知してきた・体験してきた忙しさとは別種の忙しさです。物量ではなく、自由への闘争なんかでもなく、ましてや、実力主義への渇望でもなんでもなく、もっと純粋に「正義」のようなものです。やっぱり、悪いお金はありますし、歴史を遡って時計の針を逆回転して悪貨で得た権益や資産をなかったようにすることはできません。

しかし、悪貨や部分最適などは、残念ながら、三法よしからは程遠い個人・一法人の権利意識への強烈な執着と無関係ではないことが多く、今年の忙しさのキーワード「正義」が示すように、こうしてバタバタとしているということは、結果的に、悪人が歴史の過程でたまたま「悪貨で得た権益や資産」をなかったようにすることができるかもしれない、そういうとてつもないボーナスステージに僕らはいると後になって気づく人も多いことでしょう。

日本時間の6/7(火)は、Appleのイベント「WWDC 2022」にて次期MacBook Airの発表が予想されており(これを書いているうちに発表がありました)、そればかりが注目されていますが、同日、政府自民党は「新しい資本主義」の実現に向けた実行計画と、今年の「骨太の方針」を決定する閣議決定を行う予定です。 

というわけで、発表前日の6/6(月)夕方〜夜にかけて、自民党本部へ訪問し、萩生田経済産業大臣、岩田経済産業政務官、小森衆議院議員のお話をお聞きすることができました。 

当社の文化・事業の方針は、IT、経営コンサルティングの分野においても、また、DXの取り組みの分野においても、以前から経済産業省の発想・意向と非常に相性が良いのですが、今回も(こそ)まさにそうでした! 

おそらく、今日これを書いている時点ではマスコミ発表されていない起業支援・ベンチャーキャピタルに関する話ですとか、全体最適エコシステムの必要性の話ですとか、そういった肝になりつつも具体的な話こそが、メディアの目を通して語られると国民に伝わるまでに誤解を生んでしまいかねない繊細な話です。 

当社が取り組んでいる業務・仕事は、実際には、IT業界の一企業のサービス提供であると同時に、しっかりと、社会改革的意義を持っています。「人」の生活の幸せを阻害する社会的課題を解決するための、取り組みを図る実行基盤なのです。 

  1. 働き方・働く場所・成果について 
  2. 男女間の賃金格差 
  3. 日本のシステム開発の歴史 
  4. SES業界・ITフリーランスの活躍基盤と、エコシステムの利害 
  5. 本当の、ホントの、IT業界の人材育成と生産性向上を阻むもの 

6/7(火)は想像を超えた、期待を超えた歴史的転換日となりそうですし、予想も的中したようです。MacBook airを発表前に発注したのはたまたまでしたが、後から振り返って、「骨太の方針」の発表の前に、私たちの事業が未来の日本のために舵を切っていたことは偶然ではないと利害関係者の皆さまと喜び合えることでしょう。 

6月7日未明